にきびの進行とその種類

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にきびの進行とその種類

私たちは「にきび」とひとくくりに言ってしまいがちですが、 にきびの出始めから治るまでの進行段階によって、いくつかの種類に分けることができます。

種類を大きく分けると「透明色のにきび」「白っぽいにきび」「黒ずんだにきび」 「赤くひりひりするにきび」「化膿して黄色となったにきび」などで、 それぞれの段階や種類によって治療法や対処法も変わってきます。

今、自分のにきびが、どの進行段階まできていて、どのようなにきび状況になっているのか、 それをまず把握すること。そして、その進行段階とにきびの種類に応じた適切な対処法を学び実践してみてください。

ステップ1

初期段階(透明色のにきび)
もともとが細い毛穴の出口。このあたりの角質が厚くなったり、 皮脂が分泌過剰になると、古い角質と混ざりあって角栓(コメド)と呼ばれるシン(芯)が形成されます。 毛穴を詰まらせる要因であるこの角栓が形成されると、いわゆるニキビ予備軍となり、ここからニキビの発生は生まれてきます。

最初が肝心!進行させないためにも正しいスキンケアで肌を清潔に保つこと。 洗い過ぎもゴシゴシ洗いもよくありません。泡立てネットなどでよく泡立てた洗顔料をやさしく包み込むように洗い流し、 化粧水で肌を保湿してあげる習慣を毎日忘れずに実行しておいてくださいね。

自分なりの癒しや楽しみ、ストレス解消法を見つけ出し、実践してみるのもおススメ法のひとつです。

ステップ2

面皰(コメド)(白にきび、黒にきび)
角質によって毛穴がふさがれると皮脂の表皮の下でどんどん溜まっていきます。 粟粒ほどに小さくもりあがった状態を「面皰(コメド)」と呼ばれる状態になります。

面皰(コメド)には、たまった皮脂が盛り上がって表皮からその頭が白くポツンと見える状態の 「白にきび(閉鎖面皰)」と、つまった皮脂が毛穴を押し広げ、皮脂が空気に触れて酸化し黒く見える状態の 「黒にきび(開放面皰)」これら2つの種類があります。

≪白にきび≫

「白にきび」は、閉鎖コメドともいわれ、にきびの初期段階で毛穴が閉じたまま皮膚にポツポツ発疹がでてくる症状です。 毛穴の中に角質や皮脂が溜まっているのでふくらんでいますが、 色的には見た目は正常な皮膚の色とあまり変わりがないような気がします。

この白にきびにアクネ菌が繁殖して炎症を起こすとつぎの段階である「赤にきび」へと悪化していくので、 白にきびの段階で食生活の睡眠生活習慣の改善やスキンケアの見直しを行っておくべきでしょう。

≪黒にきび≫

白にきびとは逆に毛穴が開いて皮脂や角質の混合物が酸化し、 毛穴に溜まっている状態のことを「黒にきび」といいます。毛穴が開いているため、 中に詰まった汚れが黒く見えてしまうのが特徴。

無理に汚れを取ろうとするとにきびの跡になったり、雑菌により化膿してしまうので気になるときは、 皮膚科医に相談して圧出など対処してもらいましょう。

どちらもこの段階では、炎症を起こしていないので、そのまま自然に治ってしまうこともありますが、 だんだん悪化してしまう場合も多いです。

白にきびはアクネ菌が繁殖して炎症を起こし、痛みを伴う赤にきびへと悪化する可能性もあります。黒にきびを無理に取り除こうとするとにきび跡となったり、化膿してしまうこともあるので、侮れません。

ステップ4

丘疹きゅうしん(赤にきび)
面皰(コメド)にさらに皮脂がたまって炎症を起こし、赤くなったのが症状が「赤にきび」です。

まずは、腫れてポツンとしたものができます。それがだんだん大きくなり、 活性酸素によって皮脂の酸化が進むと、肌の深部や周囲に炎症が広がっていきます。

赤にきびができる原因は、皮脂の過剰分泌によって毛穴がますますつまり、 皮膚に常にいるアクネ桿菌が増殖し、このアクネ桿菌が皮脂を分解するときにつくられる 「遊離脂肪酸」が炎症を引き起こすことが直接的な原因といわれています。

この時期に紫外線をあびてしまうと皮脂の酸化によって炎症が引き起こされてしまう赤にきびもあります。

毛穴の中に溜まった皮脂とアクネ菌が毛穴の壁を壊すほど膨らむと、 多くの場合ニキビ跡になってしまいますので早めのケアが肝心です。

さらに炎症が悪化して膿が溜まると黄ニキビになりますのでその前に皮膚科医でしっかり治療してもらうことが何より先決です。

ステップ4

濃庖(のうほう)
丘疹がさらに悪化していき、化膿が始まった段階です。

過酸化脂質もさらに増えるため、炎症がすすみ赤味がつよくなります。 腫れて熱を持つことがあります。ふくらみの中心が白っぽくなっているのは膿を持っているから。 このときに無理やり、つぶしてしまうとにきびの跡を作ってしまうので厳禁ですよ。

ステップ5

のう腫(黄にきび)
黄にきびとは、赤にきびが悪化したにきびの最終段階です。

アクネ菌や細菌が増殖して、毛穴に濃が溜まってしまい、 腫れあがった状態が黄にきびの特徴。触ると痛みがあり、こうなると治るのに時間がかかります。

この段階だと多くの場合、真皮まで傷ついてしまうので、炎症が治まった跡もクエーターのような凸凹ができたり、 赤茶色のしみのような色素沈着ができたり、にきび跡が残ってしまうでしょう。

ここまで放っておくもの考えものです。にきびが化膿してしまう黄にきびまで悪化させないような 日ごろのにきびケアを心かけたいものです。